運営者情報
最終更新日: 2026-10-01
サイトの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイト名 | Putt Break Lab |
| URL | https://puttbreaklab.com |
| 運営者 | GreenEngineer |
| 開設日 | 2026-09-27 |
| 連絡先 | お問い合わせフォーム |
サイトの目的
ゴルフの感覚を物理計算で確かめるツールと記事を提供することを目的としています。
「下りだからよく転がる」「寒いから飛ばない」といった感覚は、多くの場合は正しいものです。 ただし、それがどのくらいなのかは、経験だけではなかなか数字になりません。 当サイトでは、運動方程式を数値的に解くことで、その「どのくらい」を具体的な数字として示します。
計算はすべて閲覧者のブラウザ内で完結し、入力した数値がサーバーへ送られることはありません。
運営者のプロフィール
GreenEngineer と申します。
- ゴルフ歴 20年、平均スコア 90
- エンジニア歴 20年
プレーヤーとしては、上級者でもプロでもありません。 だからこそ「感覚では分かっているつもりだが、数字にすると思ったより大きい(あるいは小さい)」 という場面に何度も出会ってきました。そこがこのサイトの出発点です。
技術的な背景
製造業で 20年ほど、数値計算・画像処理・制御系のソフトウェア開発に従事してきました。 近年は、クラウドやセキュリティを含む幅広い領域をマネージャーとして担当しています。
当サイトの計算に使っている手法は、この仕事で扱ってきたものと同じです。 運動方程式を立てて数値的に解き、その結果が実測値と合うかを確かめる、という進め方をしています。
一方で、ゴルフボールの空力やグリーンの物理を専門に研究してきたわけではありません。 そのため、モデルが正しいかどうかを自分の感覚で判断せず、 公表されている計測値と突き合わせて検証する方針をとっています。 その内容は「計算方法の根拠」に具体的な数字で示しています。
当サイトの内容は、ゴルフのレッスンではなく、物理計算の結果としてお読みください。 スイングの指導や技術的な助言を行うものではありません。
計算方法の根拠
当サイトの計算は、経験則の当てはめではなく、運動方程式の数値積分によるものです。 使用しているモデルと、その妥当性の確認方法を以下に示します。
パッティング(Putt Break Calculator)
- 転がり抵抗: スティンプメーターの実測値から逆算しています。初速 1.83 m/s で放したボールが 指定のフィート数だけ転がるような転がり抵抗係数を、数値的に求めています。
- 打ち出し直後の挙動: 打った直後のボールは、ホップ(浮き)→ スキッド(すべり)→ 純転がり という順に状態が変わります。一様な球がすべりから転がりに移るとき、 速度は 5/7 になります(反発を含む一般形で実装しています)。 この区間は転がり始めるまでの距離のおよそ 20% を占め、パットが序盤ほとんど曲がらない理由になっています。
- カップイン判定: カップの縁を越えずに落下できる限界速度を、幾何条件から求めています。 カップの中心を通る場合でおよそ 1.63 m/s です。
- 傾斜: 平均傾斜の一様な斜面として扱い、重力の斜面方向成分を加えています。
ショットの飛距離(Carry Range Finder)
- 空気密度: 国際標準大気の気圧高度式と、Tetens の飽和水蒸気圧式を用いて、 気温・標高・気圧・湿度から湿り空気の密度を求めています。
- 弾道: 重力・抗力・マグヌス揚力を含む運動方程式を、時間刻み 2 ミリ秒の ルンゲ=クッタ法(4次)で積分しています。
- 空力係数: 抗力係数・揚力係数を、スピン比 S = ωr/v の関数として与えています。 関数形はゴルフボールの空力に関する古典的な研究にならい、係数そのものは、 公表されているランチモニターの平均値を再現するように較正しています。
- 較正の考え方: 番手ごとに「基準条件で入力どおりのキャリーになるボール初速」を逆算し、 その初速のまま当日の条件で飛ばし直します。差分を取るため、空力係数の絶対値の誤差は大きく打ち消されます。
妥当性の確認
モデルの出力が、公表されている計測値と一致するかを継続的に検証しています。 論文やデータの数値をそのまま表示しているのではなく、独立に計算した結果が一致するかを確認するものです。
| 確認項目 | 計算値 | 公表されている目安 |
|---|---|---|
| ドライバーの最高到達点 | 29.0 m | 約 29 m |
| 同・落下角 | 39° | 約 38° |
| 同・滞空時間 | 6.38 秒 | 約 6.3 秒 |
| 向かい風の影響 | 約 1 ヤード / 1 mph | 同左(経験則) |
| 標高の影響 | 1.0〜1.3 % / 1000 ft | 約 1〜2 % / 1000 ft |
| カップイン限界速度 | 1.63 m/s | 1.63 m/s |
自動テストは 65 項目で、上記を含む物理的性質を継続的に検証しています。
主に参照した文献・データ
- B. W. Holmes, "Putting: How a golf ball and hole interact", American Journal of Physics, 59(2), 1991 — カップイン条件
- P. W. Bearman, J. K. Harvey, "Golf ball aerodynamics", Aeronautical Quarterly, 27(2), 1976 — 回転する球の抗力・揚力
- Dave Pelz, Dave Pelz's Putting Bible, 2000 — スキッド区間の割合
- 国際標準大気(ISA)の気圧高度式、および Tetens の式 — 空気密度
- 各社ランチモニターが公表しているツアー平均値 — 弾道の較正と検証
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免責事項
計算結果について
当サイトの計算結果は、一定の物理モデルにもとづく目安です。 実際のプレーの結果を保証するものではありません。
実際のショットやパットは、次のような要因に左右されます。これらは計算に含まれていません。
- グリーンの複雑なうねり、芝の状態、朝露や雨による湿り
- スイングやストロークのばらつき、インパクトの位置
- ボールの銘柄による空力特性の違い
- 高さによって変わる風(ウインドシア)、突風
- 着地後のラン(Carry Range Finder はキャリーのみを計算します)
計算結果をもとにした判断とその結果について、当方は責任を負いかねます。
情報の正確性について
掲載している情報については可能な限り正確を期していますが、 その完全性・最新性を保証するものではありません。 モデルの改良や誤りの修正のため、計算結果が予告なく変わることがあります。
健康と安全について
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