パット ストローク シミュレーター

パターの振り幅と周期、インパクトでのフェースの向きと軌道、打点のずれを入れると、ヘッドとボールの衝突を計算して、ボールがどこまで転がるかを求めます。

転がった距離3.53 m左右のずれ目標線上ボール初速2.56 m/s
cm
s
結果
転がった距離3.53m
左右のずれ目標線上
ヘッド速度1.57m/s
ボール初速2.56m/s
ミート率1.630
打ち出し方向0.00°
打ち出し角2.5°
縦の回転24rpm バックスピン純転がりの 2.1%
サイドスピン0rpm 転がりへの影響はありません
すべる距離0.68mここまではほとんど曲がらない
インパクト(真上から)角度は 5 倍に強調して描いています
芯重心トウヒール
  • 打ち出し方向
  • フェースの向き
  • スイング軌道
  • 目標線
転がり(真上から)左右は縦より拡大して表示しています
  • この打ち方
  • 芯・スクエア

距離(m)

0.00.51.01.52.02.53.03.54.0-10-8-6-4-20246810ここから純転がり3.53 m

左右のずれ(cm) ← 左 右 →

数値を表で見る
距離左右速さ
0.00 m0.0 cm2.56 m/s
0.74 m0.0 cm1.80 m/s
1.46 m0.0 cm1.55 m/s
2.07 m0.0 cm1.31 m/s
2.58 m0.0 cm1.06 m/s
2.99 m0.0 cm0.82 m/s
3.28 m0.0 cm0.56 m/s
3.46 m0.0 cm0.29 m/s
3.53 m0.0 cm0.02 m/s
3.53 m0.0 cm0.01 m/s
振り幅を変えると、距離はどう変わるか周期はそのまま。振り幅を 30 cm から 2 倍にすると、距離は約 4.0 倍になります

転がる距離(m)

02468101214161020304050603.53 m

振り幅(cm)

数値を表で見る
振り幅(cm)転がる距離
5.0 cm0.09 m
7.5 cm0.21 m
10.0 cm0.37 m
12.5 cm0.59 m
15.0 cm0.86 m
17.5 cm1.18 m
20.0 cm1.55 m
22.5 cm1.97 m
25.0 cm2.44 m
27.5 cm2.96 m
30.0 cm3.53 m
32.5 cm4.15 m
35.0 cm4.83 m
37.5 cm5.54 m
40.0 cm6.32 m
42.5 cm7.13 m
45.0 cm8.00 m
47.5 cm8.93 m
50.0 cm9.89 m
52.5 cm10.91 m
55.0 cm11.98 m
57.5 cm13.10 m
60.0 cm14.24 m
フェースの向きと軌道は、左右にどれだけ効くか同じ 1° でも、フェースの向きは軌道の約 5.2 倍ずれます
  • フェースの向き
  • スイング軌道
  • いまの設定

止まった位置の左右(cm) + = 右

−30−20−100+10+20+30−4−20+2+4フェースの向きスイング軌道

角度(°) + = 右

数値を表で見る
角度(°) + = 右フェースの向きスイング軌道
−5.0°−25.6 cm−4.9 cm
−4.5°−23.1 cm−4.5 cm
−4.0°−20.5 cm−4.0 cm
−3.5°−18.0 cm−3.5 cm
−3.0°−15.4 cm−3.0 cm
−2.5°−12.9 cm−2.5 cm
−2.0°−10.3 cm−2.0 cm
−1.5°−7.7 cm−1.5 cm
−1.0°−5.2 cm−1.0 cm
−0.5°−2.6 cm−0.5 cm
0.0°0.0 cm0.0 cm
+0.5°+2.6 cm+0.5 cm
+1.0°+5.2 cm+1.0 cm
+1.5°+7.7 cm+1.5 cm
+2.0°+10.3 cm+2.0 cm
+2.5°+12.9 cm+2.5 cm
+3.0°+15.4 cm+3.0 cm
+3.5°+18.0 cm+3.5 cm
+4.0°+20.5 cm+4.0 cm
+4.5°+23.1 cm+4.5 cm
+5.0°+25.6 cm+4.9 cm
芯を外すと、どれだけ変わるかトウ側に 10 mm 外すと、距離は −8 cm、左右は +1.3 cm 変わります
  • 距離の差
  • 左右の差(+ = 右)
  • いまの設定

芯で打ったときとの差(cm)

−50−40−30−20−100+10−20−100+10+20距離の差左右の差(+ = 右)

打点のずれ(mm) − ヒール トウ +

数値を表で見る
打点のずれ(mm) − ヒール トウ +距離の差左右の差(+ = 右)
−25 mm−41.2 cm−3.0 cm
−23 mm−34.3 cm−2.8 cm
−20 mm−26.9 cm−2.5 cm
−18 mm−20.9 cm−2.3 cm
−15 mm−16.4 cm−2.0 cm
−13 mm−11.6 cm−1.7 cm
−10 mm−7.8 cm−1.3 cm
−8 mm−3.9 cm−1.0 cm
−5 mm−2.3 cm−0.7 cm
−3 mm−0.6 cm−0.3 cm
0 mm0.0 cm0.0 cm
+3 mm−0.6 cm+0.3 cm
+5 mm−2.3 cm+0.7 cm
+8 mm−3.9 cm+1.0 cm
+10 mm−7.8 cm+1.3 cm
+13 mm−11.6 cm+1.7 cm
+15 mm−16.4 cm+2.0 cm
+18 mm−20.9 cm+2.3 cm
+20 mm−26.9 cm+2.5 cm
+23 mm−34.3 cm+2.8 cm
+25 mm−41.2 cm+3.0 cm
この計算について
  • ヘッドとボールを剛体とみなし、摩擦つきの衝突を 3 次元で解いています。インパクトの間、ヘッドはシャフトや手から力を受けない(自由に動く)ものとして扱います。触れている約 0.9 ミリ秒の間にヘッドがねじれてフェースが向きを変える分も入れています。
  • 振り方は単純な運動としてモデル化しています。振り子は最下点で当たる単振動、「加速しながら」はトップからインパクトまで一定の加速です。
  • パターの種類ごとの数値は目安です。慣性モーメントはカタログ値の相場、重心の深さはヘッド形状からの見積もりで、個々のモデルの値ではありません。
  • サイドスピンのうち鉛直軸まわりの成分は、地面と接している点の速度を変えないので転がりに影響しません。ただしボールの回転軸は飛び出す方向に対して必ず直角になるため、打ち出し角のぶんだけ地面に対して傾き、進行方向まわりの成分がわずかに生じます(サイドスピン × tan(打ち出し角))。この成分は着地とすべりの間に横向きの摩擦を生むので、転がりに反映しています(多くの場合 1〜数 mm)。
  • 芯を外したときの横への押し出しとサイドスピンは、同じ 1 つの力積から生まれます。そのため回転が戻せる量には上限があり、回転軸が完全に進行方向を向いたと仮定しても、押し出しの大半を打ち消すまでです。目標線を横切って反対側へ曲がることはありません。「サイドスピンが転がりに効く割合」を上げると、この上限までを試せます。
  • 芯を外すとヘッドは確かにねじれます(ブレードで半インチ外すと約 1°、という計測と合います)。ただしボールがフェースに触れているのは 1 ミリ秒弱で、その間に向きが変わるのは 0.1° に届きません。ねじれの大半はボールが離れたあとに起きます。ボールの向きを変えているのは、ねじれに伴ってフェース面が横に動くほうです。
  • 芯を外したときの初速の低下(20 mm で約 4% 減)と、向きのずれ(振り子式の試験機で 10 銘柄を測った平均が 1 mm あたり 0.034°)は、どちらも公表されている計測と合います。雑誌やメーカーの資料にはこれより 2〜3 倍大きい数字もありますが、ねじれの角度(約 1°)をそのままボールの向きとみなした値に近く、このモデルでは再現しません。
  • 右打ちを前提にしています。上下方向の打点のずれ、シャフトのしなり、グリーンの細かいうねりは含んでいません。

このシミュレーターの読み方と使い方

振り幅と周期からヘッドの速さを求め、ヘッドとボールの衝突、すべり、転がりの順に計算して、ボールが止まる位置を出します。カップはありません。「この振り方で何 m 転がるか」「ミスがどれだけ結果に響くか」を、項目を 1 つずつ動かして確かめるためのツールです。

距離は振り幅で打ち分ける

周期を変えずに振り幅を 2 倍にすると、ヘッドの速さが 2 倍、転がる距離はおよそ 4 倍になります。初期値(振り幅 30 cm、周期 1.2 秒、スティンプ 9.5、平坦)では約 3.5 m、振り幅 20 cm なら約 1.6 m、40 cm なら約 6.3 m です。リズムを一定に保って振り幅だけを変えると、距離の見当がつけやすくなります。

リズムが変わると距離も変わる

同じ振り幅 30 cm でも、周期を 1.2 秒から 1.0 秒に縮めると約 3.5 m が約 5.1 m に伸び、1.4 秒に延ばすと約 2.6 m に縮みます。緊張して振りが速くなるとオーバーしやすいのは、この効果です。

方向はフェースの向きでほぼ決まる

フェースを 1° 開くと打ち出しは約 0.83° 右へ出ますが、軌道を 1° 右へ振っても約 0.17° しか右へ出ません。3.5 m 先での差にすると、フェースが約 5 cm、軌道が約 1 cm です。方向のミスを減らしたいときは、軌道よりもフェースの向きを先に確かめてください。

芯を外すと、まず距離が落ちる

ブレード型でトウ側に 10 mm 外すと、3.5 m のパットが約 8 cm 短く、約 1 cm 右に止まります。20 mm 外すと約 27 cm 短くなります。慣性モーメントの大きい大型マレットでは、同じ 20 mm でも約 13 cm です。「パター」のタブで種類を切り替えて比べてください。

よくある質問

計算した距離と、実際に打った距離が合いません

振り方を単純な運動に置き換えているためです。実際のストロークは、トップでの間の取り方や加速のしかたが人によって違います。「振り方」を切り替え、周期を自分のリズムに合わせ、スティンプ値をその日のグリーンに合わせると近づきます。それでも残る差は、絶対値ではなく「振り幅を 1.5 倍にすると距離は何倍か」という比で使うと気になりません。

自分の周期はどうやって測ればいいですか?

スマートフォンのスロー撮影で、トップからインパクトまでの時間を測って 4 倍してください。振り子の動きでは、トップからインパクトまでが周期の 4 分の 1 にあたります。0.3 秒なら周期は 1.2 秒です。入力欄の下にも、いまの周期でのトップからインパクトまでの時間が出ています。

トウで打つと右、ヒールで打つと左に出るのはなぜですか?

芯を外すとヘッドがねじれ、重心より前にあるフェース面が横に動いてボールを押すためです(ギア効果)。ただし量は小さく、10 mm 外して 0.2〜0.3° ほどです。芯を外したときに目立つのは、方向よりも距離が落ちることです。

サイドスピンでボールは途中から曲がりますか?

計算上はほとんど曲がりません。パットのサイドスピンは回転軸がほぼ鉛直で、地面に接している点の速度を変えないからです。打ち出し角のぶんだけ軸が傾くので影響はゼロではありませんが、多くの場合 1〜数 mm です。打点による左右の差のほとんどは、打ち出しの向きの差から来ています。

大型マレットなら、芯を外しても結果は変わりませんか?

距離の落ちは小さくなりますが、向きのずれは小さくなりません。向きのずれは「重心の深さ ÷ 慣性モーメント」にほぼ比例し、大型マレットは慣性モーメントが大きいぶん重心も深いからです。このツールの目安の数値では、20 mm 外したときの左右のずれはブレードが約 2.5 cm、大型マレットが約 3.5 cm です。

ロフトと入射角は何に効きますか?

打ち出し角と、転がり始めるまでにすべる距離に効きます。ロフト 3° で水平に当てると、ボールは約 2.5° 上へ出て、3.5 m のパットで最初の 0.6 m ほどをすべります。転がる距離への影響は小さく、ロフトを 0° から 6° に変えても差は 8 cm ほどです。

左打ちでも使えますか?

使えます。入力の + をオープン・トウ側として読み、左右の傾斜は実際と逆向きに入れて、結果の左右を入れ替えてください。

もっと詳しく